「もしかして」と感じたのには理由がある
あなたが「脈ありかも」と思ったのは、彼の何かを見たり聞いたりしたからのはずです。朝のあいさつで彼だけが少し長く話しかけてきた、前に話したことを覚えていてくれた。そうした小さなできごとを、あなたはちゃんと受け取っています。
ただ、好きな人のことになると、気持ちの浮き沈みで見え方も変わります。うれしい日は全部が脈ありに見えて、不安な日は全部が気のせいに思える。これは誰にでもあることです。
この記事では、よく出てくる脈ありのサインを場面ごとに紹介します。ひとつひとつは小さなことなので、いくつか重なっているかどうかで考えるのがコツです。確かさの見分け方は 脈ありの勘違いを防ぐ記事 でくわしくお話しします。
先に伝えておきたいのは、サインを確かめるのは彼を試すためではない、ということです。わざと冷たくして反応を見たり、ほかの男性の話をして気にさせたりする必要はありません。普段どおりのあなたで、彼の様子に目を向けてみてください。
目が合ったあとの反応に注目する
いちばん気づきやすいのは、目が合うことです。会議中やみんなで集まっているときに、ふと顔を上げると彼がこちらを向いている。それが何度か続くなら、彼があなたを気にしている可能性があります。
大事なのは、目が合ったあとの反応です。すぐにそらす、にこっと笑う、軽く会釈をする。どれも、相手を意識しているときに出やすい反応です。
ただし、話している相手の顔をしっかり見るのが普通、という人もいます。会話中に目が合うだけなら、ただの癖ということもあります。注目したいのは、話していないときにも目が合うかどうかです。用事がないのに目が合うなら、彼のほうからあなたのいる方向を気にしているということです。
目が合ったときは、あなたも軽く笑うか、小さく会釈をしてみてください。じっと見つめ返したり、慌てて顔をそむけたりしなくて大丈夫です。あなたが感じよく返すと、彼も「話しかけても大丈夫そうだ」と安心できます。次に話すときのきっかけにもなります。
名前の呼び方と、体の向き
次に、名前の呼ばれ方です。「ねえ」「あの」ではなく、「〇〇さん」と名前で呼びかけてくる。会話の途中で「〇〇さんはどう思う?」と名前を入れてくる。こうした呼び方は、あなたを一人の相手としてはっきり意識しているときに出やすいものです。苗字から下の名前に変わったなど、呼び方が親しくなる変化があれば、距離を縮めたい気持ちの表れと考えてよいでしょう。
名前で呼ばれることが増えたら、あなたも返事に彼の名前を入れてみてください。「ありがとうございます、〇〇さん」と呼び返すだけで、会話が親しい感じになります。彼がうれしそうなら、それもひとつの手がかりです。
体の向きにも、気持ちが出やすいものです。話しているときに体ごとこちらを向いている、集まりで気づくと近くの席にいる、立ち話を終わらせずにその場に残っている。本人も気づかずに出ていることが多いので、ほかのサインと合わせて考えると参考になります。
前に話したことを覚えている
前に話したことを覚えていてくれるのは、とても分かりやすいサインです。「この前、風邪っぽいって言ってたけど、もう平気?」「〇〇のライブ、行けた?」。こうした言葉は、あなたの話を聞き流さずに、気にかけて覚えていたから出てきます。
興味のない相手の小さな予定まで覚えている人は、あまりいません。覚えている内容が細かいほど、あなたへの関心も強いと考えてよさそうです。
こう聞かれたときは、答えて終わりにせず、ひと言足して返してみてください。「行けました!すごくよかったです。〇〇さんはライブとか行きますか?」のように質問を返すと、彼も話を続けやすくなります。
相談してくる、軽くからかってくる
彼のほうから相談をしてくるときは、相談の中身に目を向けてみましょう。「この資料、どうまとめればいい?」という仕事の相談なら、あなたが頼れる同僚だから、という理由も考えられます。一方で、「最近ちょっと疲れてて」「実家のことで迷ってて」のような個人的な相談は、弱いところを見せてもいい相手としてあなたを選んでいる、ということです。
軽くからかってくるのも、よくあるサインです。「また甘いもの食べてる」「その傘、目立つね」。子どもっぽく見えますが、話すきっかけがほしい、あなたの反応が見たい、という気持ちから出ていることがよくあります。
ただし、あなたが傷つくようなことを言われるのは別の話です。嫌だと感じたら、笑って流さずに「それはちょっと嫌かな」と伝えてかまいません。
小さな用事を作って、話しかけてくる
彼が話しかけてくるときは、その理由にも注目してみてください。「このペン、ちょっと借りていい?」「〇〇の資料って、どこにあったっけ?」。ほかの人に聞いてもいいことを、わざわざあなたに聞いてくるなら、用事そのものより、あなたと話すきっかけがほしいのだと考えられます。
お土産のお菓子を「これ、好きそうだと思って」とあなたにだけ渡してくれる、休み明けに「週末どうだった?」と声をかけてくる、あなたが話していたお店の情報を教えてくれる、というのも同じです。どれも、あなたのことを思い出していたから出てくる行動です。
小さな用事は、彼にとって断られる心配のない話しかけ方でもあります。いきなり「話したい」とは言いにくいので、何かを口実にするんですね。慎重な人や照れ屋の人によく見られます。タイプによる違いは 彼のタイプ別のサインの出方 にまとめました。
こうした話しかけに気づいたら、用事だけで終わらせず、ひと言足して返してみましょう。「資料はここです。〇〇さん、今日忙しそうですね」。あなたが会話を少し広げることで、彼も話しやすくなります。

サインは、彼から一方的に出てくるのを待つものではありません。あなたが笑顔や名前で返すと、彼も次のひと言をかけやすくなります。大きなことをしなくても、受け取ったことが伝われば十分です。
LINEでのサインについては LINEと会ったときの態度でわかる脈ありサイン をどうぞ。
この記事のまとめ
- 目が合ったときは、そのあとの反応と、話していないときにも合うかを確かめる
- 名前で呼ぶ、呼び方が親しくなる、体ごと向いて話す、は意識しているときに出やすい
- 前の話を細かく覚えている、個人的な相談をしてくるのは、分かりやすいサイン
- 小さな用事の話しかけには、ひと言足して返すと会話が広がる
- どのサインも1つで決めず、いくつか重なっているかで考える


