自分が楽しい時間を、減らさない
好きな人ができると、頭の中が彼のことでいっぱいになります。LINEが来ていないか何度も確かめたり、彼の予定に合わせられるように自分の予定を空けておいたり。気持ちは分かりますが、それが続くと、あなた自身が疲れてしまいます。
気持ちに余裕がある人のほうが、相手から見て話しかけやすいものです。彼の反応ばかり気にしていると、返事ひとつで一日の気分が決まってしまい、会ったときも緊張した顔になりがちです。
だからこそ、彼のことと同じくらい、自分が楽しいと思える時間を大切にしてほしいんです。好きなものを食べに行く、友だちとおしゃべりする、いつもより早く寝る。特別なことでなくてかまいません。そうして楽しんだことは、「週末、〇〇に行ってきたんです」と、彼との会話のきっかけにもなります。
自分のいいところを、3つ書き出す
自信がないときは、自分の足りないところばかりが目に入ってきます。もっときれいだったら、もっと話が上手だったら、と考えはじめると、きりがありません。
そんなときは、自分のいいところを3つ書き出してみてください。「約束の時間は守る」「人の話を最後まで聞ける」「料理が好き」「困っている人に声をかけられる」。毎日ふつうにしていることの中に、人から見ると十分すてきなところが隠れています。
どうしても思いつかないときは、人から言われてうれしかった言葉を思い出してみてください。「〇〇さんに頼むと安心」「一緒にいると話しやすい」。言った人は、あなたをそう感じていたということです。書き出したものはスマホのメモに残しておき、不安になった日に読み返すと、気持ちを立て直しやすくなります。
相談するなら、信頼できる人を選ぶ
好きな人ができると、誰かに話したくなりますよね。話を聞いてもらうだけで気持ちが軽くなるので、相談相手がいるのはとてもいいことです。
ただ、職場の恋の場合、同じ職場の人に話すと、思わぬところから話が広まってしまうことがあります。悪気がなくても、ほかの人の前で口にされてしまうかもしれません。相談するなら、彼と直接つながりのない友だちや、口のかたい人を選んでください。
もうひとつ、相談相手の意見に振り回されすぎないことも大切です。友だちはあなたのためを思って、はっきり言ってくれます。でも、彼のことをいちばん近くで知っているのはあなたです。人の意見は参考にしながら、最後は、自分が見聞きしたことと感じたことをもとに決めればいいんです。
見た目は「清潔感」と「自分らしさ」でいい
彼に近づくなら見た目も変えたほうがいいのかな、と考える方もいるでしょう。楽しんでできるならそれもいいのですが、無理に大きく変える必要はありません。急に雰囲気が変わると、彼のほうが戸惑うこともあります。
まず整えたいのは、清潔感です。清潔感は、高い服ではなく手入れから生まれます。どれも、今持っているもので整えられることばかりです。
| ところ | 見直したいこと |
|---|---|
| 髪 | 寝ぐせやまとまり。長さや色は今のままでいい |
| 手もと | 爪の長さとささくれ。色は好みで選ぶ |
| 服 | しわと毛玉。いつもの服の手入れで十分 |
| 靴とかばん | 汚れやかかとのすり減り。意外と目に入る |
そのうえで、好きな色の小物をひとつ持つ、似合うと言われた服を選ぶなど、自分らしさを少し足してみてください。彼が好きそうな格好を想像して合わせるより、あなたが心地よくいられる格好のほうが、表情もやわらかくなります。話しかけられたら顔を上げる、あいさつのときに口角を少し上げる、といった表情や姿勢も、見た目と同じくらい相手に伝わります。
最初のゴールは、手前に置く
「彼と付き合いたい」という気持ちは、もちろん大切です。ただ、最初からそれをゴールにすると、ひとつひとつの会話が試験のように感じられてきます。「今日の話し方で嫌われたかも」と思うと、緊張して、普段のあなたらしさが出しにくくなります。
そこで、最初のゴールは「二人で普通に話せる関係になる」くらいの手前に置いてみてください。これなら毎日の中で少しずつ近づいていけますし、できたかどうかも分かりやすいです。
段を行ったり来たりしながら進むのは、ごく普通のことです。話せなかった日は、一段目に戻ってやり直せばいいだけです。ゆっくり進めば、彼も無理なくついてこられます。それぞれの段の上がり方は 距離を縮める7つのステップ で紹介しています。
今週の一歩を、ひとつだけ決める
気持ちが整ってきたら、今週やってみる一歩をひとつだけ決めましょう。ポイントは、「いつ」「どこで」「何を言うか」まで決めておくことです。「機会があったら話しかける」と考えていると、機会はなかなか来ません。「水曜の朝、エレベーターで会ったら、名前を呼んであいさつする」のように具体的にしておくと、その場で迷わずにすみます。
選ぶ一歩は、うまくいかなくても気まずくならないものがおすすめです。名前を呼んであいさつする、前に聞いた話のその後を聞く、手伝ってもらったことにお礼を言う、などです。やってみたら、彼の反応と自分の気持ちを簡単にメモしておきましょう。言えなかった日も、言おうとしたことは前進です。具体的な一歩の例は ステップ1〜3の記事 にあります。
自分を大切にするラインを、先に決めておく
最後に、「ここまではする」「ここからはしない」というラインを、動き出す前に決めておきましょう。恋をしていると、その場の気持ちで動いてしまいがちです。あらかじめ決めておくと、迷ったときに戻る場所ができます。
- 自分からあいさつをして話しかける。でも、返事がないのに何通も続けて送らない
- 一度、軽く誘ってみる。でも、断られたのに何度も同じように誘わない
- 彼の都合も聞いて予定を合わせる。でも、自分の大事な予定まで全部は合わせない
- 昼間や早い時間に会う。夜遅くに急に呼ばれて、二人きりで会いに行かない
ラインは人によって違っていいものです。ひとつ、どんなラインでも共通にしてほしいのは、彼に恋人や配偶者がいると分かったら、そこで進めるのをやめることです。もう一通送りたくなったときは、送りたい文をメモに書いておき、次の日の朝に読み返してみてください。返事が来ないときの考え方は 既読がつかないときの記事 にまとめています。
相談気になっている彼から、夜の11時ごろに「今から飲まない?」と誘われることがあります。次の日は仕事ですが、断ったらもう誘ってもらえない気がして、毎回行ってしまいます。
みゆき断るときは、代わりの日を一緒に伝えてみてください。「今日はもう遅いから難しいけど、土曜のお昼なら空いてるよ」と言えば、会いたい気持ちはあると伝わります。夜遅くに急に呼ばれる形が続くと、二人の関係が彼の都合のいいときだけになりがちです。代わりの日を出しても昼間には一度も会おうとしないなら、少し距離を置いて考え直してみてください。
この記事のまとめ
- 自分が楽しい時間を減らさないと、気持ちに余裕ができて話しかけやすくなる
- 自信がないときは、自分のいいところや言われてうれしかった言葉を書き出す
- 見た目は大きく変えず、清潔感と自分らしさを整えれば十分
- 最初のゴールは「二人で話せる関係」。今週の一歩は具体的にひとつだけ決める
- 「ここまではする・ここからはしない」のラインを、動く前に決めておく


