怖いのは、それだけ本気だから
彼のサインに気づいて、うれしいはずなのに、なぜか動けない。そんな自分に戸惑っている方もいるかもしれません。でも、おかしなことは何もありません。
どうでもいい相手なら、断られても「まあいいか」で終わります。怖いと感じるのは、それだけ彼のことを大事に思っていて、今の関係を失いたくないからです。怖さは、本気の気持ちがあることの表れでもあります。
そしてもうひとつ、怖さは、なくそうとしなくてかまいません。怖いままでもできる小さな行動を選べばいいんです。そう考えるだけで、気持ちが少し軽くなります。
怖さの中身を分けてみる
「怖い」とひとまとめにしていると、どうしていいか分からなくなります。そこで、怖さの中身を分けてみましょう。断られるのが怖いのか、周りに知られるのが怖いのか、今の楽しい関係が壊れるのが怖いのか、それとも自分に自信が持てないのか。中身によって、楽になる方法が違ってきます。
いくつも当てはまる人もいると思います。それで大丈夫です。いちばん強いものをひとつ選んで、次の見出しから合うものを試してみてください。
分けるときは、頭の中で考えるより、メモに書き出すほうが分かりやすいです。「断られたら、明日から顔を合わせづらい」「同じ部署の人に知られたら恥ずかしい」のように、何が起きるのが怖いのかを具体的に書いてみましょう。書いてみると、思っていたより小さな心配だったと気づくこともあります。
怖さに合わせて、一歩の大きさを選ぶ
断られるのが怖いなら、いきなり大きな一歩を踏まずに、小さな一歩から始めれば大丈夫です。あいさつに一言足すくらいなら、うまくいかなくても失うものはほとんどありません。最初の小さな一歩は ステップ1〜3の記事 でくわしく紹介しています。
周りの目が気になるなら、二人の会話は、人の少ない時間や場所で短くするところから始めましょう。職場の場合の近づき方は 職場の彼に近づく方法 にまとめています。
今の関係が壊れるのが怖いなら、関係を一気に変えようとしないことです。今の楽しい雑談を少しずつ長くしていくだけでも、十分に前に進んでいます。
自信が持てないときは、自信がないときの整え方 を先に読んでみてください。自分のいいところを書き出す方法などを紹介しています。

九星気学では、外に向かって動きやすい時期と、内側を整えるのに向いた時期が、順番に巡ってくると考えます。すぐに動けないときは、整える時間をもらったと受け取ってみてはいかがでしょうか。準備をしておけば、動きやすい時期が来たときに落ち着いて一歩を出せます。
前の恋を、まだ引きずっているとき
新しく気になる人ができても、前の恋のことがふと頭に浮かぶことがあります。「前の彼のときも、最初はこんな感じだった」「また同じように離れていったらどうしよう」。比べてしまう自分が嫌になる、という声もよく聞きます。
前の恋を思い出すのは、自然なことです。大事にしていた時間があったのですから、すぐに忘れられないのは無理もありません。それに、新しい人が気になり始めたということは、あなたの気持ちがちゃんと前に進めているということでもあります。
覚えておいてほしいのは、前の恋と今の恋は別のもの、ということです。相手が違えば、話し方も、連絡のペースも、気持ちの出し方も違います。前の彼が離れていった理由が、そのまま今の彼に当てはまるとは限りません。前の恋を思い出したら、「それは前の人の話」と、一度心の中で区切ってみてください。
もし、前の恋のことで眠れない日や食事がとれない日が続いているなら、恋愛のアドバイスや占いより先に、身近な人や専門の相談窓口に話を聞いてもらってください。心と体が落ち着いてからで、遅いことはありません。
前の恋から、持ってきていいもの
前の恋から持ってきていいものもあります。それは、「次はこうしたい」という気づきです。我慢しすぎて言いたいことが言えなかったなら、次は小さなことでも伝えてみる。相手に合わせすぎて疲れたなら、次は自分の予定も大事にする。1つだけでいいので言葉にしておくと、今の恋で迷ったときの支えになります。
「女性から行くのは…」という思い込みをほどく
「女性から誘うのは、はしたない気がする」「自分から行ったら、軽く見られそう」。こうした考えが頭のどこかにあって、動けずにいる方も多いのではないでしょうか。昔誰かに言われた言葉や、ドラマで見た恋愛の形が、知らないうちに心に残っていることもあります。
けれども、恋の相談では「最初は彼女のほうから声をかけたのがきっかけだった」という話は珍しくありません。慎重派や照れ屋の男性は、自分から動くまでに時間がかかります。あなたが少し近づいたことで、ようやく安心して話せるようになる、ということもよくあります。
それに、ここで言う「近づく」は、告白することではありません。名前を呼んであいさつする、話を覚えていて聞いてみる、お礼をきちんと伝える。こうした普段の小さなことも、立派な一歩です。軽く見られるかどうかも、どちらから動いたかより、どんなふうに動いたかで決まります。相手の都合を聞く、断られても気持ちよく引く。そうしたていねいな近づき方を、軽いと感じる人はあまりいません。
こうしたひと言なら、彼がどんな反応をしても、あなたが恥ずかしい思いをすることはありません。返ってきた反応を確かめながら、次の一歩を考えればいいんです。
この記事のまとめ
- 怖いのは本気だから。なくそうとせず、怖いままでもできる一歩を選ぶ
- 怖さの中身を分けると、自分に合う楽になり方が分かる
- 前の恋と今の恋は別のもの。持ってくるのは「次はこうしたい」の気づきだけ
- 「近づく」は告白ではない。名前を呼んであいさつするのも立派な一歩


